『九州民謡演奏ツアー』解説その二。 赤坂小梅さんと『雲のうえ』

九州民謡ツアー解説、第二夜です。
今晩は小倉節を歌った赤坂小梅さんに注目!

小梅さん、
実は『雲のうえ』19号誌面にも登場しています。
ご存知でしたか?

『雲のうえ』19号の特集「とどけ、歌。」
ずらりと並んだご婦人が印象的な写真。

小倉節誕生秘話とその歌い手・赤坂小梅さんのことも
8ページにわたって綴られています。
書き手は作家の石田千さん。
ちなみに、石田さんは5月30日開催の日田会場に登場!
石田さんが全国の民謡を訪ねてまわった
新刊『唄巡り』(新潮社)を持ってご登場!サイン付き★

赤坂小梅さん。
本名は、向山コウメ。
明治39年4月20日、福岡県田川郡に生まれました。
田川は炭坑の栄えた町としても有名です。
娯楽のない炭坑町で、当時まだ小さな女の子だった
小梅さんが歌いだすと、炭坑で働く男の人がとても喜んだそう。
勉強が大嫌いだった小梅さんは、英彦山のふもとでいつも歌っていました。
その姿を見た芸子のスカウトマンが声をかけ、小倉で芸者の道へと進みます。
苦労を重ねる日々が過ぎ、
いつしか小倉を代表する民謡が欲しいと思うようになりました。
その願いを受け止めて、「シャボン玉」などの曲で知られる野口雨情さん、
藤井清水さんが「小倉節」を製作してくれたそうです。

『雲のうえ』19号には、
小梅さんの半生と小倉節についてがもっとくわし〜く書かれています。
どうぞ続きは本誌を読んでみてください。

発行元の北九州市役所に連絡をすれば
有料ですがバックナンバーも送ってくれますので、
詳しくはこちらのページから在庫状況をご確認ください。
http://www.lets-city.jp/03_kumonoue-about.php

(林)

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