7/20水「山福印刷」の山福さんたち トーク&ライブ


画:山福康政 題字:山福康生


デザイン:ぱんとたまねぎ


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7/20水「山福印刷」の山福さんたち 1部&2部
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▼タイムスケジュール
17:00 1部 「山福印刷」の山福さんたちトーク
(休憩)
19:00 2部 山福朱実×末森樹 トーク&ライブ



<1部>トーク
「山福印刷」の山福さんたち
〜山福印刷のあるじ・康政さんとその家族の物語

出 演:山福印刷の山福さん(山福緑、康生、朱実)
聞き手:宮下緑(雲のうえのしたで)


山福康政(やまふくやすまさ)プロフィール
1928(昭和3)年-1998(平成10)年。広島市生まれ。2歳のころ若松市に移住。
山福印刷を経営。48歳のときに脳血栓で倒れ右半身が不自由に。約2年間、
リハビリを兼ねて描いた作品「絵草紙・付録」を自費出版し注目を集める。
その後、作品集を出版したり、エッセイを綴ったりと数多くの作品を遺す。



若松にあるまちの印刷屋さん、山福印刷。
今は亡き創業者の康政さんは、当時の庶民の暮らしを独特の絵と手書き
エッセイで綴ったり、俳句、装丁、出版などで数多くの仕事を遺されています。



「付録」や「ふらふら絵草紙 風の道づれ」には
なつかしき庶民の暮らしや文化・創作活動などがびっしり!


「雲のうえ」3号の「君は、工場を見たか。」にも登場する山福印刷と裏山書房。



出版社裏山書房でもあった山福印刷には、数多くの交流が生まれ、
筑豊文庫の上野英信さんも足しげく通ったという。
また、康政さんは、学校の印刷物や句集などの表紙の余白に自作の絵を描いたが、
決して画料は請求しなかったそうです。


(以下「雲のうえ」3号より抜粋)
…あの頃は仕事が楽しかった、と緑さん。一方で僕はふと、康政さんの生き方に
家族はずいぶん苦労されたのではないかと心配した。ところが後を引き継いだ
康生さんも、父と同じく無償で絵を描いているという。


フリーペーパー「雲のうえのしたで」の印刷とイラストは、
康生さんにお願いしていました。



当時、康政さんの周辺で起こった出来事から山福印刷の今日までとは…?
ざっくばらんなお話を妻・緑さん、息子・康生さん、娘・朱実さんご家族に
伺います。




<2部>トーク&ライブ
山福朱実(イラストレーター・絵本作家)×末森樹(クラシックギター)ライブ
 

山福ファミリーの朱実さんの歌と末森さんのクラッシックギター演奏。
朱実さんの詩にイマジネーションを受け、ギタリスト末森さんが作曲した
作品の数々をお楽しみください。

出 演&プロフィール:


山福朱実(やまふくあけみ)

1963年、北九州市若松区生まれ。1986年頃よりイラストレーションの仕事をはじめ、
2004年に木版画制作に着手。主な木版画絵本に『ヤマネコ毛布』(復刊ドットコ
ム)、『砂漠の町とサフラン酒』(架空社)、『地球と宇宙のおはなし』(講談社)、
新刊に石牟礼道子『水はみどろの宮』(福音館書店)の挿絵など。アトリエ
「樹の実工房」として、装丁挿画、個展やグループ展への参加を中心に様々な
分野で活躍中。
http://nekoyanagioffice.wix.com/kinomikoubou


末森樹(すえもりたつる)
1984年東京都出身。15歳でアコースティックギターをはじめ、その後クラシック
ギターに転向。ソロ演奏の他に歌の伴奏、作曲も行う。ドキュメンタリー映画
「犬と猫と人間と」「犬と猫と人間と2」「風は生きよという」の音楽担当。
コンピレーションアルバム「ぼくのゆめは…奈良少年刑務所詩集から」に参加。



▼参加費:1部1000円
     2部2000円(1ドリンク付)
     1部2部共通チケット 2500円
     ※要予約
     ※1部のみ、2部のみの参加可。
     ※会場では、ドリンク各種&軽食販売あります!


▼お申込み&場所:
    一生もんshop緑々(小倉北区京町4-4-17-1)
    093-533-0533 info@ao-ao.net(お名前・人数・連絡先必須)


▼主 催:「雲のうえのしたで」(「雲のうえ」ファンクラブ)

                                                                    1. +


現在、東京にお住まいの朱実さんの帰省により、急きょ決定したイベント。
7、8月のふげん社「地域からの風〜北九州編」のプレイベントでもあります。
朱実さんの「ヤマネコ毛布原画の旅」九州もぜひに!
山福朱実☆べむべろ通信 



また、雲のうえのしたでのよしいも企画にかかわり現在、開催中の
「自鳴鐘の折々展〜サークル場としての古書店」(7/4月まで。会場:古本や檸檬)では、
「自鳴鐘同人会カレンダー」をはじめ山福印刷と山福康政さんの
お仕事の数々をご覧いただけます。



当時を知る方から、貴重なお話や資料もぞくぞくと集まっている様子。
この機会に足をお運びください!


古本や檸檬 
〃 twtter 


(みやした)