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今年も残すところあと数日となりました。
年末はこたつに入って読書をして過ごす方も多いのでは。
私はそう過ごします。
そして、「雲のうえ」に関わる2冊を読もうと思います。


□その1
先日、古本屋さんで探していた本を偶然見つけて小躍りしました。
『アイデア283 立花文穂スペシャル』2000年11月発行

立花さんは「雲のうえ」最新号の写真を担当。
ずっと欲しいなぁ〜読みたいなぁ〜と思っていたけれど、
(そのわりにたいして努力もせずに…)
求める気持ちがあれば
いつか出会えて買えるだろうと思っていた雑誌です。

中をぱらぱらめくると、
オリジナルのアートワークが48Pにわたって表現されていました。
約10年前のものなのに、やっぱりよかったです。
しかし、「写真」で表現されたものを「言葉」で表現するのは難しい。

□その2
「雲のうえ」のアートディレクションをてがける有山達也さんの
『装幀のなかの絵』2011年12月発行

とある方からいただきました。
ありがとうございます。

文庫本より少し大きい、このサイズいいな…とか思いながら
少しだけ読んでみました。

内容は、『四月と十月』での連載をまとめたもの。
有山さんのデザインができあがるまでが
「語ることからも、記すことからも、逃げていた(序文より)」
有山さんのことばで綴られた貴重な本。

こういう本読みたかったと思いました。
最後まで読むのが楽しみです。

さて、ひっそりと続きを読み進めていきます。

よいお年を。

(林)