雲した3分クッキング

こんにちは、古書城田女将です。
粉雪の降る一日、みなさん温かくしてお過ごしでしょうか?


寒ーいのは苦手ですが、寒くなればなるほど、冬に旬を迎える食材はますます美味しくなります。


そのひとつが魚介類。


そこで今日は、「海よ、波よ、魚よ。」の雲のうえ12号のお話を。



12号の表紙は見た人をクギ付けにすること間違いなし!画面いっぱいに鎮座するたこです。
青いザルと赤〜いタコのコントラストが印象的。
その表紙をめくって、最後のほう。
「おいしい食べ方、教えます。」という素晴らしいコーナーがあるのです。
漁協の奥様達直伝のお料理の数々…見ているだけで美味しいにおいが漂ってきそう。


あーおなか減った!
よし、この中から「たこ焼きめし」を作ろう!!


材料はこちら

福岡県産のゆでた地だこ、ごはん、バター、塩コショウ、刺身じょうゆ、青ねぎ


たこが新鮮!くるりと巻いた手でおいでおいでしています。

たこを食べやすい大きさに切ります。
と、たこの弾力がすごい!ぷりっぷりとして、包丁の刃を押し返すような感触が伝ってきます。文中に「タコを入れすぎるとアゴが疲れちゃう」と書かれているのも納得。大きめの1センチ角にしてみました。


バターを溶かし、たこを入れたらじゃじゃっと炒め、塩コショウ。
だんだん海の香りが…このままおつまみにして一杯やりたい!のをぐっとこらえ(笑)


ごはんを入れて炒め


「味の決め手」という刺身じょうゆを鍋はだに。ジュワーッといい音!


ネギを散らして




出来上がり!!


さぁいただきま…あら?
まだもう一本、おいでおいでするたこが。
そうだ!もう一品、今度はオリジナル料理を作ってみよう。



旬の白菜はシャキッとしてビタミンCも豊富だと聞きます。細く刻みます。



一つまみの塩をふり、ふわっともんでおきます。味付けと白菜のみずみずしさを引き出すためです。


薄切りにしたたこを入れ



レモン汁、オリーブオイルの順で和え、仕上げにブラックペッパーをふれば


たこと白菜のマリネ完成!


北九州のたこづくし。さぁいただきます!


…ごちそうさまでした!!
味と香りの感想は、ぜひ作って確かめてみて下さい。


今回発見したのは、焼きめしのたことマリネのたこ、調理の仕方で食感が全く違うことです。焼きめしはこりこりと歯切れよく、マリネの方はぷりぷりと弾力のある食べごたえでした。ひとつで2度おいしいなんて、新鮮な地だこだからこそできることですね。


またひとつ、わが家の食卓が豊かになりました。地元の美味しいもので、美味しい暮しをしていきたいものです。(古書城田女将)