牧野映像美術館IN日田へ。

6月19日、久しぶりに日田へ。

雲のうえのしたでの2人で(緑々さん・よしい)早朝の日田彦山線に乗り、「牧野映像美術館IN日田」の会場となる映画館、日田シネマテークリベルテへ向かいました。

午前中に、グルジア映画「放浪の画家 ピロスマニ」を鑑賞。周りから「いい映画だよ」という話を聞いていて、とても気になっていた作品で、しかもリベルテで観ることができるとは・・・。どこか懐かしく静かで、シーン毎に趣のある、とても美しい映画でした。絵も、音楽もよく、既にまた観たくなっています。原さん、上映ありがとうございました。(「放浪の画家 ピロスマニ」の上映は、24日まで。)

「牧野映像美術館」開演前には、青木隼人さんのギター演奏。

↑青木隼人さん演奏中。
昨年、小倉や日田で行った九州民謡演奏ツアーの時にギター演奏をしてくださった青木隼人さん。青木さんの演奏は、さりげなく空間を包み込み、聴く人の気持ちを「牧野映像美術館」へと優しく誘ってくれるようでした。
ギターとハーモニカの音が会場に響き渡った後、ひとときの静けさ、そして牧野映像美術館がはじまりました。
司会は、ヤブクグリ会長の黒木陽介さん。安定感のある黒木さんの司会進行に続いて、牧野さんが絵のスライド上映と共に語り始めました。
実を言うと、小倉会場ではお話をゆっくり聞くことかできなかったので、今回はじっくりとゆっくりと美術館を楽しむことができました。
お話の中で印象的だったのは、自分の歳と重なるということもあるからか、牧野さんの30代の頃のお話でした。最近の牧野さんしか知らない私にとっては、「そんなこともあったんだなぁ」と少しの驚きと共感を感じました。
とても貴重な話ばかりでしたし、本当はもっともっと聴いていたかったです。原さんの花束贈呈の瞬間も、感慨深いものでした。
まるで映画を観ているような、とても温かくて気持ちにじんわりと染み渡るようなひとときでした。とても贅沢な一日だったように思います。

↑原さんから牧野さんへ花束贈呈の瞬間。私も、感極まりました。


↑ヤブクグリのみなさんからの牧野さんへのお祝いのケーキ。プロの仕事ですね。素晴らしい。

ヤブクグリのみなさまにも温かく迎えていただき、本当に嬉しかったです。
牧野さんをきっかけに日田へと足を運ぶようになり、少しずつですが距離が近づいてきているように感じます。
北九州でも、牧野さんと牧野さんを取り囲む人々のぬくもりを感じましたが、日田でも同じようなぬくもりを感じました。
牧野さん、そして、ヤブクグリのみなさま、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。


↑牧野さんと原さん、仲良くケーキ入刀。

リベルテギャラリースペースにて、牧野伊三夫作品展「僕と太陽とヤブクグリ」7月6日まで開催中。

↑牧野さんの描かれた絵の上に、絵が展示されていて、とてもよい空間です。ぜひとも。


(よしい)

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牧野映像美術館・牧野伊三夫著『僕は、太陽をのむ』出版祝賀会@酒房武蔵、終了しました!

6/11に、小倉魚町の酒房武蔵にて開催された牧野映像美術館・牧野伊三夫著『僕は、太陽をのむ』出版祝賀会が、大盛況のうちに終了しました。

御礼が遅くなりましたが、ご来場のみなさま本当にありがとうございました。会場は満席で、立ち見の人で溢れんばかりでした。

牧野映像美術館では、司会小坂章子さん、聞き手上野勇治さん(港の人)、語り牧野伊三夫さんという組み合わせで、幼少時代から現在までの作品をスライド上映しながら、お話をしていただきました。

↑雲のうえのしたで挨拶をよしいいくえ、後ろには司会の小坂章子さん

↑荒地花笠を片手に牧野さんの語りがはじまります。

↑スライド上映のはじまり。200枚以上もの作品を披露。聞き手は、港の人代表の上野勇治さん。

絵の移り変わりを見るとともに、牧野さんの背景を知ることができ、牧野さんの不思議な魅力をますます感じ取ることができました。

そして、出版祝賀会では、牧野さんの恩師、同僚、同級生の方々によるご祝辞や、雲のうえ19号に登場されたソプラノ歌手のみやこさんのアカペラ、岡崎武志さんによるライブなどなど、内容満載で大いに盛り上がりました。

↑祝賀会司会者は、西日本新聞社の末崎光裕さん。名司会でした。

↑ヤブクグリ黒木陽介さんのヤブクグリワンピースが素敵です。

↑ソプラノ歌手みやこさんによるアカペラ。美声で感動しました。

↑牧野伊三夫さんが装幀、挿画、岡崎武志著『ここが私の東京』の紹介。

中島みゆき「ホームにて」を合唱。岡崎武志さんの演奏。牧野さんの学生時代の恩師、井上裕先生も熱唱。

また会場内の個室では、北九州では初めての「牧野伊三夫展」を開催しました。一日限りのささやかな個展となりましたが、みなさまにお楽しみいただけたことと思います。

↑牧野さんより牧野さんのご両親へ花束贈呈。


小倉らしい、あたたかい会となり、笑いあり感動ありの一日となりました。
牧野さんを囲んで、宴は夜更けまで続いていきました・・・・

(写真提供:伊藤敬生さん)

↑祝賀会終了後、ほっとした顔の牧野さんと伊藤敬生さん。伊藤さん、写真のご提供ありがとうございました!

この会を企画するにあたってたくさんの方にご協力いただきました。ご出演いただいた上野勇治さん、みやこさん、岡崎武志さん、そして当日スタッフのみなさま、会場の酒房武蔵のみなさま、本当にありがとうございました。

会場で出張販売してくださっていたクエスト小倉本店でのブックフェアは、6/17までとなります。

たくさんおもしろい本が並んでおりますので、どうぞ足をお運びください。よろしくお願いします。


6/19は、日田でも牧野映像美術館が開催されます。小倉の牧野映像美術館に行きそびれた方や、また話を聞きたいという方はぜひとも。
会場は、リベルテです。詳細はこちらを→
日田での牧野映像美術館もひと味違ったものになりそうで、大変楽しみです。

改めて。
牧野伊三夫さん、『僕は、太陽をのむ』ご出版本当におめでとうございます。
『雲のうえ』を通して、牧野さんを通して、北九州のおもしろさや魅力を知ることができました。いつも楽しませてくださり、本当にありがとうございます。
これからも応援しております。今後ともどうぞよろしくお願いします。


(よしい)





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6/11開催「牧野映像美術館」についてのお知らせ

6月11日(土)開催の
◎牧野映像美術館
◎『僕は、太陽をのむ』出版祝賀会
どちらとも
ご好評につきご予約定員に達しました!ありがとうございます。
現在は、キャンセル待ちの受け付けとなりますのでご了承くださいませ。


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「牧野映像美術館」について

まもなく6月ですね。
小倉・酒房武蔵にて開催の牧野映像美術館の日も近づいてきております。
どんな内容なのだろうと疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
牧野さんご本人からお言葉をいただいています。どうぞお読みください。

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牧野映像美術館について            
        
昨年、初めての画文集『僕は、太陽をのむ』の制作のために、これまで幼稚園の頃から五十年近く、段ボール箱につめて小倉の実家の倉庫に置いたままになっていた自作の整理を行った。母が、将来見たくなることがあるかもしれないと大切に保管してくれていたものだが、古いものは、埃で絵が見えなくなっていたり、また、一学年下の弟の絵との判別が難しかったりして、ひと通り分類して整理するのに二ヶ月ばかりかかってしまった。
しかし、それは幼年期にのびのびと自由に描いていた頃の絵や、もう忘れ去っていた若き日の自分の絵との対面する時間でもあった。ふらふらと流れにまかせて描いてきた自分には、あらためて自分の絵というものを見つめ直し、今後の画業について考えてみるよい機会ともなった。
作品は大別すると、幼稚園時代、小学生時代、中学・高校時代、美術大学時代、会社員時代、会社を辞めてのからの活動の時代に分かれた。そして、会社を辞めてからは、デザインや出版、広告など絵を核とした活動範囲が多岐にわたり、時間軸だけで区切って仕分けをするのは難しくなった。
この画文集は、20代前半の画家を志す頃から現在までの、極めて自主的に描いた絵だけを収載し、その時代を文章としてまとめたものであるが、牧野映像美術館には、それ以前の作品や書籍の取材などの仕事を通じて描いた作品なども収めた。また、白黒で印刷した絵の色も伝え、本書を読者の方々により楽しんでいただけるようなものにしたいと思う。 

                                                        2016年5月20日 牧野伊三夫

※映し出す画像は219点。主な内容は以下の通り。 
1、 幼稚園から小学校/絵日記、図画工作の時間に描いたもの、漫画など
2、 中学・高校・大学/絵本など
3、 20〜30代/初めての個展
     貧しきアトリエ
     旅先でのスケッチ
     イラストレーションの仕事(出版、広告)
     音を描く試み
4、40代以降/郷愁
       文学や音楽との関わり
       旅、身近なもの
(画家としてのテーマを求めて)

                                                                                                                                                                                                • -

会場には牧野さんの原画も数点展示する予定です。大変充実した内容の牧野映像美術館、この機会を逃さぬよう。
(6/11開催の牧野映像美術館について、詳しくはこちらを→

また、クエスト小倉本店にて、牧野伊三夫さんの画文集を刊行した「港の人」と、小坂章子さん(書肆侃侃房)、岡崎武志さんご著書のブックフェアを現在開催中です。(コーナーは、一階のエスカレーター前です。)


牧野伊三夫さんが装幀、挿画をされた『ここが私の東京』岡崎武志著(扶桑社)


四月と十月文庫6『僕は、太陽をのむ』牧野伊三夫著(港の人)


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(よしい)


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路地裏トーク、その後

先月お招きした「路地裏トーク」のゲスト、たいむさんとナンダロウさん、
雲のうえのしたでに届いたおふたりの近況をお知らせします。


まずは、童画家・畑たいむさん。
5月8日(日)にテレビ西日本「美の鼓動」という番組にご登場。
番組HPでその時の映像がご覧いただけます。

たいむさんが熱く描き続ける路地裏の魅力とは…
お人柄の表れる映像です。
ぜひぜひご覧ください!


http://www.tnc.co.jp/kodou/




お次は、南陀楼綾繁さん。
「雲遊天下」最新124号(ビレッジプレス)の連載「いつか、どこかで」
の中で、トークを挟んだ2泊3日の北九州での旅の顛末を綴られています。



お題は、「旅先で揺れる」。
4月半ば、熊本を襲った地震では、北九州もいつになく揺れました。
「路地裏トーク」は、その2度の地震のちょうど合間に
奇跡的に開かれたのでした。



一度目の地震の夜だったトーク前夜の飲み会では、
翌日熊本のイベントでライブという、
とんちピクルスさんとも一緒でした。(イベントは中止になったそうです)


戸畑、若松、河内へと足をのばしたり
おなじみの店に出向いたり
久しぶりの再会があったり
畑たいむさんとのトーク&ご自身のお誕生日の夜のこと
若松出身の画家、故山福康政さんのこと
などなど
さすが旅あるきの達人。
満喫のご様子がみてとれます。


地震というアクシデントに見舞われながらも、
お楽しみいただけたようでなにより。
雲のうえのしたで一同も楽しく読ませていただきました。


「雲遊天下」の購入については以下のHPでご確認ください。
出版社ビレッジプレス 



たいむさんとナンダロウさんのお二人とは、
7/26−8/27(盆休みあり)、東京築地のふげん社さんのイベント
「地域からの風 北九州編(仮題)」でもご一緒します。
詳細決まり次第、ご報告します!


(あおあお)

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「四月と十月文庫6 『僕は、太陽をのむ』港の人刊 牧野伊三夫展」のお知らせ

牧野伊三夫さんの個展が、銀座の森岡書店にて開催されます。



四月と十月文庫6 『僕は、太陽をのむ』港の人刊 牧野伊三夫展
2016年5月17日(火)〜5月22日(日)  13:00〜20:00
場所:森岡書店(東京都中央区銀座1-28-15)

◎牧野映像美術館
画家・牧野伊三夫の幼年期から現在までの作品上映会と自身による語り。
5月18日 19:30〜21:00(開場19:00)
入場料 1,000円 
電話にて予約受付中(森岡書店 ☎03-3535-5020)




北九州での牧野映像美術館もご予約受付中です。どうぞよろしくお願いします!→


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クエスト小倉本店にて、ブックフェア開催中です!

4月25日から6月17日まで、クエスト小倉本店にて、牧野伊三夫さんの画文集を刊行した「港の人」と、牧野映像美術館司会者の小坂章子さん(書肆侃侃房)、そして祝賀会特別ゲストの岡崎武志さんご著書のブックフェアを開催しております。(コーナーは、一階のエスカレーター前です)


↑牧野画伯作ブックフェアちらし。小倉のいろいろな場所に貼らせていただいています。

早速、クエストに立ち寄り、ブックフェアを覗いてきました。読みたい本ばかりで散財しそうになりました・・・。
どれもおもしろそうな本ばかり。少しずつ自分の本棚に並べていこうと思います。楽しみ楽しみ。


本を読んでからの、6月11日開催「牧野映像美術館」の鑑賞をおすすめします。
きっとより一層お楽しみいただけることでしょう。

どうぞよろしくお願いします。


(よしい)




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