山歩きは楽し

緑々です。

山好きの自分にとって絶好の季節がやってきました。


北九州市をぐるりと取り囲む、
立山貫山平尾台皿倉山、福智山…
1000mに満たない、低山ばかりとはいえ、
どの山も四季折々登ると、表情がちがって愉しいもの。


最近はなかなか時間作れずご無沙汰でしたが、
久々、福智山を歩いてみました。
ご存知『雲のうえ』8号は山特集。
スターフライヤーで手にした時、嬉々としたことを思いだしながら。。。


いくつもある登山道の中、七重の滝コースを選択。

小倉南区鱒渕ダムのえん堤を30分ほど歩くと登山口に到着。

鱒渕ダムには真っ赤な橋がかかっています。

七つある滝を横目に眺めながら、急な斜面を30分ほどえっこらと、
うっそうとした樹林帯、苔むす中を歩きます。



新緑、紅葉の季節は見モノです。


岩場は濡れているので足元がつるつるとすべり、注意が必要。

滝が終わると平坦な場所に出ます。
そこはいつも自分が「天国」と呼んでいる場所。

チロチロチロチロ。。。。
川のせせらぎが心地よく、木々の合間から陽が射して、なんとものどか。
地面は、落ち葉でふかふか。
300mほどの天国。
その昔人家もあったとか。
ここに来たいがためにこのコースを選ぶことしばしば。


天国の先は、杉の植林地帯がしばらく続き、
またまたやってくる急な斜面。こんどはごろごろの岩場。


ひと汗ふた汗かきながら上り詰めると、豊前越えという、
皿倉山から続く、九州自然歩道との合流地点に達します。
自然歩道はよく整備されていて、のんびり歩けます。


カラス落を経て、山頂目前の山小屋に到着。
そばにはタヌキ水という水場もあるので、
重い水を担ぎあげなくてもよく、助かります。

さて、最後の10分間は急な斜面。この季節、一面はススキ野原。

ようやく頂上!
ビールで乾杯です!

この日は平日で曇り空だったので人けはまばら、山ガールにも
遭遇せずでしたけど。。。
山頂は360度展望よく、北九州の山好きさんには愛されている山です。
下りは自然林の中をひたすら降りるホッテ谷新道にしました。

途中、秋の実りを掌いっぱい収穫!

変化に富んだこのコース、おススメです。


昼食時間を入れて約6時間半、全身汗だく。。。
歩くこと、見ることに夢中になり、頭はからっぽ。

海もいいけど、山もいいぞ〜