牧野伊三夫展「画家と出版」レポートその2

牧野伊三夫さんの展覧会「画家と出版」のレポート続きです。
ふたつめのフロアに移動しました。

このフロアには、雲のうえ、暮らしの手帖、かもめ食堂をはじめ、さまざまな雑誌や書籍で描かれた絵が展示されています。
それに加えて牧野さんの解説や、お仕事を一緒にした方々からの言葉もあり面白いです。

その中でも雲のうえファンクラブとしては、『雲のうえ』をメインに見ていくといたします。
創刊号からの表紙が並ぶ、右に見えるのは7号「娯楽」の原画では?

そういえば、『雲のうえ』ってタイトルのロゴがありませんよね。
毎号異なる『雲のうえ』の描き文字。こんな風に生まれていくんですね。

あ!
『雲のうえのしたで』も展示してくれていました。
どうもありがとうございます。

…さて、もっと紹介したいのですが、続きは会場へ足をお運びください。
(大雑把なレポートですみません。)
じっくり見たい方は時間に余裕を持って行かれる事をおすすめします。
2時間では到底足りずショップ見物なども含めトータルで4時間はいるのではないかと…。
併設のカフェでお茶をするとなると1日がかりでしょうか。

クラスカディレクターの大熊健郎さんが案内状に書かれていた、

「何をやり何を語っても『牧野伊三夫』としか言いようのない
そのあり方にいつも驚き、笑い、魅了されています」

という言葉に至極納得し、会場をあとにしました。

すばらしい展覧会でした。
是非、北九州でも巡回展をやってほしいものです。


*おまけ*
鎌倉にある立ち飲み屋、ヒグラシ文庫へお邪魔しました。
牧野さんが看板の絵を描き、店主の中原さんは、『雲のうえ』初代プロデューサーでもあります。
鎌倉トマトが美味しかったナ。

牧野伊三夫展は8/5(日)まで!!→

(※レポート写真のすべては、クラスカさんに許可を得て撮影させていただいております。)

(林)